リードワンプロモーション協力舞台 『マクベス狂走曲』

マクベス狂走曲

リードワンプロモーションの協力舞台のひとつに、「マクベス狂走曲」という作品があります。2017年6月13日から18日まで、ウッディーシアター中目黒で全11公演が行われました。

この舞台は、シェイクスピアの四大悲劇を現代日本に置き換えて、それをアイドルや女優が演じるという実験的なシリーズのひとつでもあります。

マクベスといえば、これまでにも古今東西の劇団や俳優によって演じられてきた作品です。占い師の言葉に惑わされた将軍マクベスは、妻とともに、王を手にかけてみずからその王座を奪ってしまう。

しかし、良心の葛藤に悩まされた彼は、生活とともにその政治も乱れていき、最後は自分自身が王子たちの復讐で討ち取られるという物語です。

勇敢さと小心さが同居した、どこか人間臭いマクベス。そんな彼が、徐々に悪の道に堕ちていくのを描ききった古典の傑作といえるでしょう。そんなマクベスの物語を、何と今回はレディースのチーム同士の抗争に置き換えようというのが本作なのです。

主人公をつとめたのは、3月に同じアイドルグループを卒業したばかりの2人。

星野まどかは、ワイルドキャッズの三姉妹の次女として、総長の長女と跡を継ぐ三女の間で、さまざま葛藤を抱いています。そんなまどかが、ある事件の犯人とされて、周囲の信頼を失ってしまいます。

そして、もう1人の主人公である幕部須凶子。彼女はこの機会にみずからが総長になろうと、野心を持って、かつての仲間を次々と傷つけていきます。その一方で、さまざまな誘惑に負けて流されていくという、人間の弱い部分もさらけ出していきます。

かつて、まどかのあこがれの存在だった凶子。そんな彼女の姿を見て、まどかはふたたび立ち上がります。真相を突き止め、ふたたび自分の居場所を取り戻すために。

名作を下敷きにしただけあって、とても迫力たっぷりの青春群像となっています。

出演はすべてアイドルや女優ばかり17名。そんな可愛らしい彼女たちが、特攻服を着て舞台狭しと暴れまわる姿には、とても目を奪われてしまいます。舞台の合間にダンスが挟まれるのも、見どころのひとつです。

また、終演後にはサイン会やチェキ会も開催。出演者と観客の距離がよい意味で近いのも、本作の特徴といえるでしょう。

このような、オリジナリティあふれる舞台に協力したリードワンプロモーション。その狙いは、いったいどこにあるのでしょうか。

リードワンプロモーションでは、新人育成にとても力を入れています。そのため、デビューしてから早い段階で、映像や舞台の仕事をあたえて経験を踏ませるという方法を取っているのです。

本作のような若手が活躍できる舞台は、その格好の場といえるでしょう。そして、このような作品に出演できることこそが、リードワンプロモーションに所属するメリットのひとつでもあるのです。

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